地震、こわいなぁ・・・。

初の、ブログダブルヘッダーです。
つい一ヶ月半ほど前に、当地静岡で地震があり、こわい思いをしたばっかだったのに、
昨日今日と、サモアでM8.3、スマトラ沖でM7.6とおっきな地震がありましたねえ・・・。
少し前には、ブータンでM6.3・・・。
国内だったら、被災地の方には申し訳ないですが、
自分のトコじゃなくってよかったよかった、とも思っちゃいますが、
こう世界中でおっきな地震が起こると、
なんかもう、地球自体が大きな変化を起こすんじゃないか?とか思っちゃいません?
前に読んだ小説に、『ガイア理論』とかいうのに触れてるのがあって、
それによると、難しい理屈はよくわかんないので省きますが、
要は、地球ってのは一つの知的生命体であって、その生命体が自身に降りかかってきた危機、
例えば、環境破壊なんかに瀕すると、自身の意思で解決しようとするらしいんです。
つまり、
普通人間だったら、皮膚に虫刺されやらできものができれば、痒いからまず掻きますよね。
それと同様の事を、地球は自身の意思で行うということです。
ただし、地球には手足がないので、皮膚を波うたせる、
つまり、地殻を揺らせて地震を起こしたり、火山を噴火させたり、だそうです。
最初読んだ時は、「うーん、そういうのもありかもだけど・・・。」
なんて思ってましたけど、
こう自然災害が続くと、
「ほんとにありかも・・・。」
とか思っちゃいません?
ともかく、
あまりおっきな自然災害が続かないよう願う、今日この頃です・・・。
(ちょっと宗教めいた話っぽいですが、僕には全くそういう意図はありませんので、ご了承ください)

お願いがあります。

えー、
滅多に更新しないくせにあつかましいとは思いますが、
このブログを読んで下さってるマイノリティの皆様方にお願いがありまして。
今ですね、とある事情により探しているものがありまして。
“事情”っつーのは、別に機会にて新たにしますが、
探し物はですね、映像、っていうか、映像の情報なんです。
実は今、バーなんかでカクテルやらウイスキーやらの、お酒を飲んでいるシーンが登場する、映画とかドラマを探してるんです。
或いは、バーテンダーがカウンターで仕事してるシーンとか。
そういうと単純に思いつくのが、『カクテル』とか『カサブランカ』とか・・・。
そういう“超メジャー”なの以外に、ちょっとカッコいいシーンが出てくる作品を探してます。
なので、このブログをご覧の、映画・ドラマ通の方、
ぜひとも情報を寄せてくださいませ。

秋の夜長に呑む酒は・・・。

9月も早や半ば過ぎ。
日中はまだ暑かったりもしますが、
夜、特に僕らが帰宅する午前4時、5時あたりは、めっきり肌寒い今日この頃です。
日も、一日一日長くなってゆくこの季節、秋の夜長に似合うお酒ってなんでしょう?
個人的には、
「やっぱ日本酒でしょ!ちょいと燗つけてさ。ほら、『お酒はぬるめの燗がいい♪』っていうでしょ。」
みたいな意見もありますが、
ここは一応バーの店主のブログですので、そういう意見は差し控えるとして、
やはり、秋といえば、
“ブラウンスピリッツ”、つまり、ウイスキーを初めとする茶色いお酒ですよねぇ。
まあ、僕は季節を問わずウイスキー呑みますが、
この時期って、なんか茶色いお酒がとっても似合う季節のような気がします。
ここ最近は、ハイボールが流行ってまして、やっぱそういうオーダーも多いんですが、
こんな、涼しくっていい気候の時期には、
スカッとするハイボールじゃなくて、ちょっといいウイスキーをストレートでちびりちびり、
なんてのもいいんじゃないかと思います。
あと、ブランデー、特にリンゴが原料のカルバドスなんかもいいですねぇ。
カクテルも、ウイスキーやブランデーがベースのショートカクテルなんかいいですねぇ。
マンハッタンとかサイドカーとか。
明日からシルバーウィークで5連休の方が多いと思います。
もしもおヒマでしたら、是非ご来店いただいて、
普段、ハイボールや水割りを召し上がる方も、ちょっと試してみてはいかがでしょうか。
*ちなみに、当店はシルバーウィークは無休です。

平兵衛酢

『平兵衛酢』と書いて『へべす』と読みます。
果物です。
20090904195511.jpg
これが、その『へべす』です。
後ろはレモンです。
平兵衛酢、というのは、宮崎特産で、酢ミカンなどと言われる、いわゆる柑橘類の一つです。
長曽我部平兵衛さんって方が江戸時代に栽培をはじめた事から、この名前が付いたようです。
写真を見ればわかると思いますが、
スダチやカボスやシークァーサーなどと同じような大きさや色合いです。
種もほとんどなく、見た目に比べ果汁も結構搾れます。
露地モノは9月いっぱいくらいまでだそうです。
味は、僕の印象では、柔らかというかスッキリした感じの酸味です。
以前から名前は知ってて、そのうち使ってみたいな、って思ってたんですが、
先日、仕入れの時に見つけたので買ってみました。
ギムレットを作ってみましたが、ライムよりか柔らかで飲みやすい感じ。
これを使って、ギムレットやジンリッキーなどを作りますので、
興味のある方、ご来店の際にはお試しください。
勉強不足ゆえ、まだまだ知らない果物などがいっぱいありますが、
ちょっとずつ、探して試して新しいことやってゆきたいと思ってますので、乞うご期待!
(ちょい前向きにまとめてみました。)

Bar OZ.のスタンダードカクテル 2

20090822034850.jpg
えー、
1年半以上前になりますが、
このタイトルでブログ書きまして、
その後頻繁に、このテーマでのブログを書くようなことを匂わせておきながら、全く書かずにいたら、
あるお客様からその事を指摘されまして。
まあ、
このブログを、もっと営業活動に使うべく、
バーのブログなんだから、もう少しお酒の事も書かねば、と思い、
今回は、当店のスタンダードカクテルの第2弾を書きます。
今回は『ギムレット』。
僕も好きなカクテルの一つです。
スタンダードレシピでは、
・ ドライジン              3/4
・ ライムジュース(コーディアル)  1/4
(NBAオフィシャルカクテルブックより)
となります。
今は、普通はフレッシュのライムジュースを使い、シュガーで甘味を補うのが一般的だと思います。
で、当店の通常のレシピ。
・ ドライジン(タンカレー)       4/5(48ml)
・ フレッシュライムジュース      1/5(12ml)
・ パウダーシュガー          1,5tsp強
*tspは(ティースプーンの略です)
僕は、酸味ってのが割りと苦手なんです。
だから、ライムの酸味を控えめにして、少し甘味を足したい。
で、スッキリと飲んで欲しい。
ってことで、試した結果、タンカレー使用のこのレシピになりました。
ただ、夏場の暑っくてさっぱりしたものが欲しい時期には、
ゴードンを使い、ジンとライムが3:1で作ることもありますが。
今の流れだと、ギムレットってのは強めの酸が効いたさっぱりしたカクテルってイメージで作るお店が多いんじゃないかと思うんですが、
僕は、本来が甘いコーディアルを使用してたのと、自分が酸味が得意ではないのとで、
ライムを控えめに、シュガーを少し多めに使うレシピにしています。
そして、シェイクの仕方も、
少しおっきな氷と、ちっちゃ目の氷とを混ぜて、
シェーカーに氷をキッチキチに詰めて、細かく泡立てるように振ります。
ライムなどの、酸味が味の主体のカクテルは、
あんまり氷溶かしちゃうと、水っぽく感じてしまう様に思うので、
なるべく、必要最小限だけ溶かすよう、そして、泡で酸味をマスキングするようにシェイクします。
結果、酸味も強く感じず、すっと喉に入ってくギムレットになるよう作ってます。
画像のギムレットの、グラス表面の泡立ちでご想像ください。
ちなみに、
ギムレットに関しては、当店従業員M子さんに作成許可を出してますので、
M子さんのギムレットもお試しくださいませ。