オールドボトル・・・かな?

最近、新入荷のご案内をとんとしておりませんでした。

実際、ここのところ、新しいお酒を仕入れてなかったんですが・・・。

 

 

で、今回、訳あってというか縁あってというか、ちょっとまとまった本数のウイスキーその他が入荷しました。

ただ、リリースされた具体的な年代等の詳細がはっきりとは特定できないものが多く、詳しくご案内できないのと、本数がちょっと多いのとで、少しずつ小出しにご提供する事にいたします。

 

とりあえず、カウンターに並べてあるものだけアップしますと・・・。

DSC_0128右から2本は特級表示です。

右は、『カティサーク キングダム』

真ん中は『ローガン デラックス』

共に20年以上前のウイスキーです。

左は『山崎12年』ですが、よくご覧ください。

『PURE  MALT』と書いてあります。

現行の山崎はシングルモルトの表記ですので、結構前のリリースとなります。

 

他にも色々ありますが、なるべくお召し上がりやすい価格でご提供いたしますので、興味のある方は、是非、一声おかけくださいませ。

『大丈夫です』

ここ最近、でもないな。  ここ数年くらいかな。

 

何かと言うと、お代りのオーダーを取りに行った時の話です。

 

特に、テーブル席に座った方々に多いんですが、グラスが空になっていて追加のオーダーを伺いに行くと、

「お飲み物、何かお作りしましょうか?」

周りを見わたして「・・・大丈夫です。」

 

・・・何だそれ???

お代りはいかがですか?の問いかけに対し、「もういいです」ではなく「大丈夫です」・・・。

答えになってない。

 

昨日もそういうお客様がいらして、その方々がお帰りになった後に一組だけ残った常連のお客様と、「あれってなんなの???」みたいなお話になったら、そのお客様はアパレル関係の方なんですが、服屋さんでもそういうのがあるらしく、「いらっしゃいませ」って言ったら「大丈夫です」って言われるとか・・・。

 

好意的に解釈すると、これって、以前書いた「トイレありますか?」とか「ジントニックできますか?」みたいな丁寧な対応のつもりなのかな?とも思います。

つまり、「もういらないです」とか「一人で見たいから接客はいりません」とかって言う代わりに「大丈夫です」。

 

でも、これ、おかしくないですか?

いらなければいらない、一人で見たければ一人で見たい、そう言えばいいのに。

 

日本人は(僕もですが)直接的な言い方より婉曲的な言い方の方がよしとされる場合が多いので、こういう言い方になるのも仕方ないよな、とも思いますが、非常に違和感を感じます。

 

このブログを観ているお客様には、できればそういう婉曲的な言い方は避けていただければありがたく思います。

だって、通常のコミュニケーションじゃないですよね・・・?

 

DSC_0125

トイレの使い方

久しぶりの投稿がトイレネタというのもなんですが・・・。

 

最近は、和式のトイレってのをとんと見かけなくなりまして。

大体、いわゆる『洋式便器』ってやつですよね。

 

そうすると、トイレの使用方法ってのも変わってくるようで。(それだけじゃないとは思いますが)

 

本来、男性は小用の時は立ってするのが普通だったはずなんですが、最近は女性と同じ様に座ってする方が増えているみたいですね。

特に結婚なさっている男性がそうらしいんですが、奥様から『便器を汚さないで!』的なご指摘を受けるようで・・・。

 

まあ、僕らみたいに店を営業している立場から言うと、確かにキレイにトイレを使っていただけるのはありがたいんですよね。

男性の場合は、アウト・オブ・バウンズと申しますか、狙いを外す事も多々ありますしねえ・・・。

 

ただ、男として一言言わせていただくと、本来、男は小用は立ってするものだ!と。

便器が便座を上げられるようになっているのも、ブリーフに社会の窓(←これは死語かも・・・)があるのも、その為ではないか!と。

 

というわけで、店としては座って汚さずに用を足していただくのはありがたいんですが、男らしさというものが無くなっていく昨今、こんな所くらいは男っぽくあってもいいんじゃないか、という思いの投稿でした。

 

DSC_0004ただし、OBなどで汚してしまった場合は、お店、家庭、問わず、キレイに始末しましょう。

 

(やや下ネタですみません。画像は当店のトイレです)

駆け込み飲酒

4月から消費税が8%に上がるということで、ワイドショーやらネットやらで、

『今買っておくべきもの、買っておかなくていいもの』的な特集なんかをチラホラ目にしますね。

実際、買っておいた方がいい物なんかもかなりあるようで、駆け込み消費が増えているようでして。

 

 

・・・で、BAR業界にはそんな特需は聞いた事がないんですよねえ・・・。

当たり前なんですが・・・。

 

 

で、皆さま、ここはブームに乗っかって、『駆け込み飲酒』はいかがでしょうか?

 

DSC_0035

今の内ですよー。

お得ですよー。

 

・・・と、特需を期待しての営業ブログでした・・・。

効果はないだろなぁ・・・。

(画像は内容とはあまり関係はございませんm(__)m)

新入荷

最近、新入荷のお知らせってしてなかったなぁ・・・。

 

という訳で、今回はこちらです↓

DSC_0003まずは向かって左。

『ワイルドターキー フォーギブン』

皆さん、よくご存知でしょう、ワイルドターキーですが、今回はちょっと珍品。

 

ワイルドターキー蒸留所では、年に20回は大きなタンクに年数の違うバーボンを開けてブレンディングをしているらしいんですが、ある時、従業員が選び抜かれたワイルドターキーバーボンのタンクに、飲みごろを迎えたワイルドターキーライウイスキーを間違えて注いでしまった、というんです。

マスターディスティラ―のエディ・ラッセルは当然怒る訳ですが、このウイスキーを試飲したらば、非常にユニークかつ美味しいブレンドが出来ていた、で、リリースした、という事らしいんです。

・・・、これちょっと出来過ぎな感じがしますよねぇ・・・。

ともあれ、次にまた、こういうウイスキーがリリースされる可能性は低いらしいので、話のネタにお試しくださいませ。

ちなみに『フォーギブン』とは、『許し』という意味だそうです。

 

 

そして、もう1品。

『ぺルノ・アブサン メゾン・キツネ リミテッドエディション 2』です。

 

『メゾン・キツネ』というのは、日本人とフランス人のユニットらしく、それとのコラボレートのデザインボトルという事です。

でも、そのコラボレートってのはどうでもいいんです。(ぺルノ・リカールさん、すみません)

アブサンというのは、その成分が人体に有害だ、ということで100年ほど前にスイスやフランスをはじめとして生産中止になってました。

それがWHOの規制が変わったようで、ここ10年近く前から、アブサンと名乗る商品が販売されました。

具体的には、『ツヨン』という成分が有害だったとされていましたが、2011年のフランス国内法での改正により、ツヨンがアブサンに含まれる量では人体に危険がない、ということが確認されたため、アブサンの製造と飲用の禁止令が完全に撤廃され、再びオリジナルレシピでの製造が可能になりました。

そこで、ぺルノ アブサンは新ボトルからオリジナルレシピにかなり近いものへと変更するのですが、それに先立ち、このキツネボトルがオリジナルレシピでリリース、というわけです。

正直言って、僕はこの手が苦手で、味の変化はちゃんとご説明出来ないと思います。

ですが、お好きな方は是非ともお試しいただき、当時の芸術家の様な高揚を味わってくださいませ。