インフォメーション

今週末の事で、告知が遅くなってしまい申し訳ありませんが、
10/30(土)は、NBA全国総会出席の為、当店はお休みとさせていただきます。
急なインフォメーションですみません。
・・・ほんとは休んでる場合じゃないんですけどねぇ・・・。

〇〇中毒

ちょっと前に芸能人の薬物使用のニュースが話題になってましたが、
法律に反する薬物ではなくても、
何々依存とか、なんとか中毒とかは、
わりと身の回りにいたりしますよね?
例えば、
最近は値上げで減少したかもですが、ニコチン中毒(依存)とか、
まあ定番で、アルコール中毒(依存)とか、←耳が痛いですが・・・。
この辺りは身体に害があるとは思いますが、
毎日ジョギングしないといられない、とか、
ヒマがあったらパチンコ行っちゃうとか、
ちょっと違ったところだと、何にでもタバスコかけちゃうとか。
一見、世間からはバッシングされないような事でも、
それをせずにはいられない、ってのって、
だいたい、皆さん一つは当てはまる事ってあるんじゃないでしょうか?
で、今回のお話。
ウチのお客様で
毎日お仕事が凄くハードで、深夜まで仕事ってのは当たり前!
てな方がいらっしゃいます。
(ブログに書くのは了承済みですので)
で、
その方は、毎日(多忙が続くと、ですが)『ユンケル』を数本飲むのが日課だそうで。
『ユンケル』って、コンビニでも売ってるし、
確かに違法ではないですし、
禁止薬物みたいな禁断症状やら依存やらはないんでしょうけど・・・。
なんか、そこに頼るって、
明らかに依存症的な気がするんですが・・・。
そりゃ、覚醒剤なんかとは違うのは当然ですが、
あんまり飲みすぎるのも、身体にはよくない気がしません?
たぶん、
本来は身体にとって良い事でも、
「これやらなきゃ!」みたいにやりはじめたら、
すでに、その何かに依存し始めてるんだろうなぁ、って思っちゃいます。
強迫観念みたくなっちゃったら、本来いい事もマイナス要因になっちゃうんじゃないにかな?って。
まあ、身体に良い事ならば、やった方がいいのかもしれませんけど。
(なにせ僕は、何一つ健康的な事をしていない上に、アルコール&ニコチン依存なので・・・)

インフォメーション

またもやギリギリの告知となってしまい、
誠にすみませんが、
今度の連休、
10/10(日)、11(月)は、例によって、
10日の日曜日を営業、11日の月曜日をお休みさせていただきます。
土日はお天気があまり良くないようですが、
外出のご予定がある方もない方も、
ぜひとも、ご来店お待ちしております。

Bar OZ.のスタンダードカクテル3

猛暑が続いた今年ですが、
昨日は前日までと打って変わり、少し肌寒い日でした。
今日も、同じく涼しい模様です。
まあ、本来は、もう9月も後半なので、
このくらいが普通なんでしょうけどね。
さて、1年振り強のこのシリーズ。
涼しくなってくると、なんとなくウイスキーが美味い季節になってきたように思いますが、
ウイスキーベースのカクテル、と言ったら、やっぱこれかな。
今回はこちら↓
20100727023440.jpg
『マンハッタン』です。
思えば、
ブログを始めた当初、
このシリーズを頻繁に書いてくような事を言っときながら、
未だわずか3回目。
しかも、前回からは約1年の間隔が開いており、
マイノリティの皆様には、ただただお詫びあるのみです・・・。
で、今回は、
ここのところネタがないため、
久しぶりにやるか!てな感じでいってみます。
『マンハッタン』。
カクテルの女王ともいわれるこのカクテルは、
NBAオフィシャルカクテルブックによると、
・ライ・ウイスキー       3/4
・スイート・ベルモット     1/4
・アンゴスチュラ・ビターズ   1dash
以上をステアしてカクテルグラスに注ぎ、マラスキーノチェリーを飾り、レモンピールを絞りかける。
となっております。
ウイスキーの深みと、ベルモットの甘さがうまく絡み合って、
強めだけれども飲み口の良い、僕もかなり好きなカクテルの一つです。
で、当店のレシピ。
・ライ・ウイスキー(オールド・オーバーホルト)      1/2(30ml)
・カナディアン・ウイスキー(カナディアン・クラブ)    1/4(15ml)
・スイート・ベルモット(カルパノ・プント・エ・メス)   1/4(15ml)
・アンゴスチュラ・ビターズ                1drop程
以上を、やや長めにステアし、マラスキーノチェリーを入れたカクテルグラスに注ぎ、オレンジピールを絞る。
となっております。
ライ・ウイスキーとベルモットは冷蔵。
その他は常温です。
以前は、カナディアン・ウイスキーとチンザノのロッソで作ってました。
それも飲みやすくて美味しいんですが、
もうちょっと違う、僕のマンハッタン、みたいのを作りたくて考えました。
ベースは、やっぱりウイスキーをしっかり感じて欲しかったので、ライ・ウイスキーを使います。
ただ、それだと少しベースが強い感じがしたので、
偶然の発見で、カナディアン・ウイスキーも使うことにしました。
ベルモットの「カルパノ・プント・エ・メス」というのは、
普通のスイートベルモットと比べ、苦みが強いように思います。
甘いベルモットを使えば飲みやすく作れるんですが、
僕は、もうちょっと深みみたいのが欲しい気がしたので、このベルモットを使うことにしました。
で、アクセントの苦味はもうあまりいらないので、
ビターズは1ドロップ位と控えめに。
そして、ほとんどの材料を冷やしてあるので、ステアで少し氷を溶かして水分をある程度混ぜ込むため、長めに混ぜます。
たぶん、他のお店のマンハッタンと比べると、少し苦めで、決して飲みやすくはないかもしれません。
ただ、やはり「カクテルの女王」ですから、
甘いだけでなく、複雑な深みを味わっていただければ、と思います。
是非一度お試しください。
その時には、ガ―ニッシュのマラスキーノチェリーも一緒にお召し上がりください。
※普通に甘めのマンハッタンをご希望の方には、そちらをお作りしますので、一言お声かけください。そちらも美味しいですから。

コンクール総括

記録的な猛暑が続いた今夏でしたが、
この夏に、当店従業員M子さんが、
このブログにも書いたように、続けて2つのカクテルコンクールに出場しました。
速報にてお伝えしたように、
おかげさまで、2大会共に入賞することができました。
ブログでは、速報として結果のみお伝えしましたが、
その後に詳細等はお伝えしてなかったので、
今回、軽ーく書いてみます。
まずは横浜。
こちらには、M子さんは2年連続の出場です。
このコンクールは、NBAの横浜支部とHBAとの共催なので、
参加選手は、NBA、HBA、そして横浜のバーに勤務している方々です。
だから、という訳ではありませんが、
出場選手のレベル(コンクールに関してですが)には、当然、差があると思います。
NBAだからひいき目、という訳ではないんですが、
僕達NBAはマニュアルみたいのがしっかりしてるっていうか、
採点に重きを置くべきシェイクとかステアとかが上手い気がします。
作業上のオーバーアクション等も含めても、
他団体の方よりも、多少は勝っている気がします。
(あくまで主観で否定ではないので、他団体の方々、お気を悪くなさらぬようお願いします。)
そして、コンクール初体験の選手も結構いたんじゃないかと思います。
そういう状況で、
あの時点での作品の完成度とか技術的なものとかを考えると、
あの結果は、ある意味予想の範囲内ではありました。
ただ、あの時点では、あの結果が最上級だったのかもしれません。
それを踏まえて、次のマリーブリザール・カクテル・コンペティションに挑んだんです。
この、マリーブリザール・カクテル・コンペティションは、
NBAの主催で、
他のカクテルコンペで、優勝や上位入賞している選手なども出場しているので、
M子さんの現在の実力を計るのには、よい機会です。
横浜が終わってちょっとしてから、まず、レシピ作成にかかりました。
今回は、マリーブリザール社製品を10ml以上使用し、
ベースの効いた、甘み酸味のバランスのとれたショートカクテル、
という「お題」でした。
そして、応募用紙提出後、練習の日々が始まりました。
前回の横浜よりもレベルアップすべく、毎日休まずに練習を続けました。
グランプリ、なんてのは、やはりかなり厳しいですが、
なんとか形としてはまとまったかな、ってな状態で迎えた本番。
結果は速報通りに、なんとかギリギリで入賞。
マリーブリザール賞というのは、実質、銅賞です。
作品、テクニカル等、もうちょっと点数を戴けるかな、とも思いますが、
審査員の方の判断ですし、
まあ、この辺りが今の実力での限界なんでしょう。
2大会連続の入賞は、「よく頑張ったな」とは思いますが、これでゴールではありません。
もっといい賞を取れるよう練習も続けないといけないし、
コンクールの経験を実際の営業の時に活かせないと意味がありません。
M子さんが、来年もまたコンクールにチャレンジするのかはわかりませんが、
当然、コンクールを経験したことである程度の成長は認められると思うので、
これからも、もっともっと努力していってほしいものです。
そして、皆様にも、厳しくも温かい目で応援お願いいたします。