バイブル・・・的な本

まあ、『バイブル』とまでいうほどではないんですが・・・。

                                                                                                                                

僕の好きな作家の一人に、『景山民夫』という作家がいます。

といっても、景山さんはすでに亡くなってらっしゃるんですが。

                                                                                                        

この方をあんまりご存じじゃないって方もいらっしゃると思うので、ちょいとご説明をば。

                                                                                                

景山民夫は、元々は放送作家でした。

『11PM』やら『クイズダービー』やら『タモリ倶楽部』などをを手掛けていて、40代以降の方にはお分りいただけると思いますが、『オレたちひょうきん族』ではひょうきんプロレスで“フルハム三浦”の名で出演もしてましたね。

後年は、作家としての仕事に重点を置き、直木賞も受賞してます。

まあ、晩年は宗教活動に重きを置いていたようで、そこはちょっと残念ではあるんですが・・・。

                                                                                                        

                                                                                                                  

でも、僕はこの方の書くものが結構好きなんですね。

直木賞をとった『遠い海から来たクー』とか、『トラブルバスター』なんかはほんとに面白いです。

                                                                                                                    

でも、個人的には、この人はエッセイの方が僕は好きなんです。

                                                       

                                                                          

厳密に言えば、この画像の本はエッセイではないんですね。

ある週刊誌に連載していたコラムを一冊の本にしたものなので。

                                                                                                                

全面的におっしゃってる事に賛成ではないんですが、個人的には非常に納得できる文句のつけ方。

かなり参考にしてます。

                                                                                                                        

                                                                                                                     

宗教的とか、この方には賛否あるかもですが、興味が涌いたらば一度読んでみてくださいませ。

                                                                                                     

国民栄誉賞の選考基準って?

ちょっと前のニュースで恐縮ですが、

                                                                                                             

『なでしこジャパン全員に国民栄誉賞!』

                                                                                                         

ってやつ。                                                                                                     

                                                                                                          

                                                                                                               

なでしこが受賞する事に文句がある訳じゃないんです。

なんか、この賞の基準ってわかんなくて・・・。

                                                                                                        

なでしこのワールドカップ優勝はほんっとに凄い事ですが、まだ1回だし(それでも凄い事には変わりはないですが)、それ以前には女子サッカーってほとんど注目を浴びてなかったですよね。

なのに急に、ってのもなんかなあ・・・。

                                                                                                         

だったら、柔道の野村選手なんか3回でしたっけ?オリンピックで優勝してるし、多分、マイナーな競技とか分野とかで、世界一とかそれに匹敵するような結果を挙げている人たちっていっぱいいると思うんです。

そういう方は対象にならずに、その時にかなり話題になった方が受賞ってのは、こりゃやっぱその時々の内閣の人気取りだ!って言われてもしかたないですよねえ・・・。

                                                                                        

ちなみに、この国民栄誉賞って、1人目は「王貞治さん」で、ホームランの世界記録を更新した時だったんですけど、今までに辞退した方もいらっしゃって、メジャーリーグの「イチロー選手」とか、元阪急ブレーブスの「福本豊さん」、あと作曲家の「古関裕而さん」(この方は没後の内定で、親族が辞退したらしいですが)の3名は辞退しているようです。

これはこれで、なんかカッコいいかも♪

                                                                                                               

                                                                                                             

ま、僕には永遠に縁のないお話なのでどうでもいいんですけどね(-。-)y-゜゜゜

ストリートジャズのご報告

先日、8/7のストリートジャズへのドリンクブース出店のご報告です。

事前の天気予報では雨の確立が50%でしたが、当日は僕らの心がけが良かったせいか(←?)快晴とはいきませんでしたが、雨は少しぱらついた程度で、なんとか無事に終える事が出来ました。

売り上げもボチボチで、ご来場いただいた皆様方には、ひたすら感謝ですm(__)m

今回はちょっと趣向を変えて、メニューを大幅に削り、お勧めの杯数限定のカクテルを7種ほどご用意したんですが、ありがたい事に売り切れ続出で、お客さま方にはご迷惑をおかけしてしまいました・・・。

次回はまた少し趣向を変えて面白い事ができればなあ、などとも考えてはおりますので、気の早い話ですが、来年もよろしくお願いいたします。

飯島、丹治、お疲れ様。  ありがとね。

                                                                                                                

                                                                                                   

あ、打ち上げにて、例のごとく僕が撃沈したのは言うまでもありませんね・・・。

お子様連れのお客様

えー、1週間ほど前になりますかね。

8時過ぎとか9時くらいとかだったと思うんですが。

                                                                                                               

カウンターにお一人、テーブル席に4名様1組という静かな時間帯の出来事。

                                                                                                              

呼ばれたのかドリンクをお運びしていたのか定かではないのですが、僕がテーブル席にいたら入り口のドアが開きまして。

で、たぶん、すぐにそちらに向かえない状況だったと思うんですが、お客様が入っていらしたのはわかったんです。

パッと見たら大柄な男性がちっちゃなお子さんを抱えて入ってきたのがわかりました。

僕は視力が悪いくせに、普段は眼鏡もコンタクトも付けてないのでよく見えなくて、てっきり知り合いのお客様がお子さんを見せに来たと思っちゃったんですね。

                                                                                                                             

そしたら「3人です。」って言いながら、その男性とお子さん、そして奥様らしき女性の3名がそのまま奥のテーブル席へお座りになったんですね。

                                                                                                            

「???、子連れ?」と一瞬ポカンとしちゃったんですが、既にしっかりと席にお座りになってたのと、お子さんが黙ってちょこんと座ってたのとで、「ま、静かにしてるし、もうしっかり座っちゃってるから仕方ないか・・・。」などと腑に落ちないながらもおしぼりを持ってったんですね。

                                                                                                             

で、まあオーダー伺ってカウンターへと戻って、お客様とお話ししながらドリンクを作ってたら・・・、

お子さんが何やらしゃべり始めたんですね。

                                                                                                                 

見たところ2歳くらいかな?おとなしくしてられるのかな?なんて思ってたんですが、やっぱそりゃ無理ですよねえ。

しかも、ちっちゃい子って声のトーンを落として話すなんてできるわけないので、当然ある程度の音量でしゃべっちゃいますから、やはり「なんで子供がいるんだ??」的な感じになっちゃいます。

で、こりゃやっぱ無理かな?と思い、「すみません。やはりお子様連れはちょっと・・・。お酒を飲むお店ですので。先ほどまでみたいにお静かにしていただいていればまだよかったんですけど・・・。」なんていう無茶苦茶な言い訳でご遠慮いただいた次第でした。

                                                                                                           

                                                                                                          

当然、入店の際にお断りしなかった僕が悪いんです。

そのご夫妻には申し訳なかったと反省もしております。

                                                                                                            

でもね、あえて言い訳させていただければ、看板等を見て、あるいはドアを開けて入ってみれば、ウチがお子様もOKかは理解していただけると思うんです。

「あ、すいません。知らなかったから。」というようなことを、ご遠慮いただいた際におっしゃってらしたんですが、独身で子供もいない僕が言うのもどうかとも思いますが、ちっちゃなお子様を連れて飲み屋にお酒を飲みにいくのもいかがなものか?って思っちゃうんです。

小さなお子様がいても飲みに行きたくて来ていただけるのはとてもありがたいことなんでしょうが、時間帯や、場所、状況等を考慮していただいてお店のチョイスをしていただければ、とは思います。(厳しい意見を言えば、本来はお酒を飲む、いわゆる大人の場所にはお子さんは連れていくべきではない!とは思いますが。)

                                                                                                               

ともかく、その際のお客様には、最初にご説明してご遠慮いただかなかったのは申し訳なかったと思ってます。

ただ、そういう状況でお酒を飲みに行く際は、TPOってやつをしっかりご判断いただきたいと思います。(ほんとは、お子様を連れて飲みに行くのは僕は反対ですけど)

新入荷のお知らせ

早くも8月。すでに梅雨も明け、こっからもっと夏らしく暑い日々が続くんでしょうねぇ・・・。

実は、今回の新入荷は、ちょっと前に入荷していたんですが、うっかり書くのを忘れていた次第でして・・・m(__)m

                                                                                                           

ただでさえ夏場は茶色いお酒の売れ行きが悪くなるのに今年の夏もウイスキーは売れるのか・・・?

などと、毎年夏になると懸念するのですが、

こんなに暑くなる前の発注だったので、うっかり仕入れてしまいました・・・。  2本も・・・。                                                                              

下の写真、まずは向かって左側。

『カリラ29年 1982 54% / ウイスキーリンク チャリティボトル』

これは、福島県いわき市在住の“タケモト カツヒコ”さんという本業は薬剤師の方なんですが、ウイスキーライターというかウイスキーテイスターというか、一部ではかなり有名な方がおりまして、そのタケモト氏がBB&R日本支社を訪問した際に同社の方と意気投合し、オリジナルボトルをボトリングすることになった、という経緯でボトリングされたものらしいです。

いくつものサンプルの中から、このカリラとダルユーインが選ばれたようです。

そして、その2本は、チャリティボトルとして売り上げのすべてを今回の震災に義援金として寄付するということです。

まだ未開栓ですが、データによれば、「ライト&メロー。古き良きカリラのキャラクターを受け継いでいる。」とのことです。

長熟のアイラモルト。楽しみな1本です。  1杯¥2,000にてのご提供です。

続いて右側。

『マノックモア28年 1982 52.1& / ブラドノックフォーラム』です。

マノックモアって比較的マイナーな蒸留所ですが、グレンロッシー(こっちもマイナーか?)の第2蒸留所として作られ、「ヘイグ」や「ディンプル」の主要原酒として使われてきました。  「ロッホ・デュー」っていうブラックウイスキーがここの蒸留所のものですね。

ブラドノックフォーラムは、ブラドノック現オーナーの、レイモンド・アームストロング氏がブラドノックの愛好者を中心に立ち上げた組織で、オリジナルのボトリングをリリースしてます。

こちらはちょっとだけテイスティングしましたが、甘い、といってもいやな甘さではなく、自然な心地よい甘さで、個人的にはとても好きです。

ただ、加水はちょっとイマイチなような気が・・・。   こちらは1杯¥1,400にてのご提供です。

ウイスキーの売れ行きの鈍る夏ですが、是非お試しくださいませ。