意味がわからん・・・。

雨のせいか、かなり静かだった昨日。

顔なじみの洋食屋さんのマスター御一行が久しぶりに寄ってくださって、まあ、恒例の「最近どう?」的な話へと。

                                                                                                                             

で、その流れの中で、僕には信じられないようなお話を聞きました。

                                                                                                             

そちらの洋食屋さんに来店するお客さんの中に、二名とかで来店してるのに、一人だけがオーダーしもう一人は何も頼まず水だけを飲んでゆく人たちがいる、と。

中には、カップルで来店し、なんと女性だけがオーダーし男性は何も頼まず。  しかも、女性は、ガッツリ豚テキ定食とかなのに・・・、てなケースもあるとか・・・。

                                                                                                                              

そのマスターは、「でも、言えねえよなぁ」なんておっしゃってましたが、ちょっと待て!  皆さんはこういうのアリですか???

                                                                                                                   

                                                                                                                  

今、こんな不景気の時代、来てくださるだけでありがたいとは思います。

でも、僕ら飲食店のカウンターやテーブルの座席は、公園のベンチじゃない。

物販のお店なら、観てゆくだけで買わない方もいらっしゃるでしょうが、飲食店というのは、食べる或いは飲む為にお席をご用意している訳で、その目的を果たす気のない方の為の席はないはず。

自分が何も飲食したくないなら、入店すべきではないと思います。

どうしても一緒にお店に行かなければならないのなら、せめて最小限の何かをオーダーするのが常識なんじゃないか、と。

                                                                                                                             

これって、僕ら飲食店サイドの一方的な意見じゃなくって、一般的に当たり前の常識だと思うんですが・・・?

                                                                                                                             

今の時代って、こういう行為ってのは普通なんでしょうか・・・?

僕には到底理解できないので、皆さまのご意見をお聞かせいただければありがたいです。

新入荷のご案内

こちらもアップし忘れでした・・・。

                                                                                                          

『ザ・マッカラン 10年 1990年代流通品 イタリア向けボトル』

                                                                                           

以前のマッカランのラベルですね。

                                                                                                 

イタリア向け、というと詳しい方は「ジオヴェネッティ」というインポーターのものを連想されると思いますが、「ジオヴェネッティ」は1995年くらいまでの取り扱いで、こちらは90年代後期の流通品ということで、その表記はありません。

                                                                                                                                  

3ヶ月近く前に仕入れて開栓したんですが、当初は香りも味もイマイチで「ちょっと売りにくいな・・・。」という印象でしたが、少し時間を置いた今は中味も多少変化し、いい状態です。

昨今のシェリー樽熟成にありがちな、渋みというか苦味というか、そういった感じが無く、ふくよかな味がします。

ただ、熟成が10年なので、熟成感は少し欠けるかな?とは思いますが・・・。

                                                                                                              

でも、最近のシェリー樽熟成のモルトとは明らかに違う味わいを感じるのは確かなので、興味のある方は是非お試しくださいませ。

1年間のご無沙汰でした。

とっくに始めてたのに、ブログにアップし忘れてた季節限定メニュー。

                                                                                                                                 

                                                                                                                                                                                                              『自家製、土佐文旦のオランジェット』                                                                                                                                    

毎年、この時期に出回る土佐文旦の白皮を砂糖煮にし、それをチョコレートでコーティングしてココアパウダーを表面にまぶします。

当店従業員M子さんの手によるスイーツです。

                                                                                                                     

実はすでに提供を始めてたんですが、ブログにアップするのを忘れてました・・・。                                                                                                                            

¥600にてご提供。

季節限定ですので、お早めにお試しくださいませ。

                                                                                                                      

* なお、果実の方は『文旦のつぶつぶソルティドッグ』としてご提供しておりますので、こちらも是非お召し上がりくださいませ。                                                                                                                                                    

照明は暗め派?明るめ派?

M子さんの投稿等でご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、当店は先月で5周年を迎える事が出来ました。

                                                                                                          

この5年の間、変えた事、変えなかった事、色々あります。

                                                                                                                    

                                                                                                              

変えてないのは、価格設定とか、基本的にはあまりマニアックには走りたくないコンセプトとか?

                                                                                                                           

で、変えた事と言えば、結構あります。

スタンダードカクテルの自分のレシピとか、店内の照明の明るさとか(結構しょうもないことですが・・・)

                                                                                                                                

そこで、照明についてです。

開店当初から明るさをチョコチョコいじってるんですよねぇ・・・。  ブレてる、っていうのか・・・。

                                                                                                                                                                                                                                           

元々、暗いと酔いやすいかな?ってのがあって明るめに設定したつもりなんですが、部分部分の調光をちょっとずつ変えたり、一時期はお客様の勧めもあって、せっかく灯してるキャンドルも目立たないしやっぱムードもね、てなことでかなり暗くしたり・・・。

                                                                                                                                                                                                                                    

で、そんな紆余曲折もありながら現在はこんな感じ。

                                                                                                                                                                                                  

全体的に少し明るめにしたんですが、特にバックバーとカウンター内の明るさをアップ。

バックバーはやっぱ明るめの方がボトルもよく見えるでしょうし、カウンター内も明るめだと作業しやすいし。

                                                                                                                                                                                                     

それに、年配のお客様は、暗めだとメニューの字が読めない、という苦情もたまにいただくので、ま、こんな感じかと。

明るめといっても、蛍光灯の照明ではないので、そんなにテカッとはせずにちょっとだけ薄暗い感じかと。

                                                                                                                                                                                                                                    

でも、こういうのって悩むんですよね、僕は。

心地よい明るさ(或いは暗さ?)って、これ人それぞれでしょうし・・・。

雰囲気作りってそこだけじゃないとは思いますが、これはこれで大事だろうし・・・。

                                                                                                                                                                                                                                  

ということで、しばらくはこんな感じの明るさに落ち着くとは思いますが、ご来店いただいて疑問を持たれたお客様、ご遠慮なくご意見をください。

新入荷。

さてと、先ほどの投稿からは気持ちを切り替えて、と。

                                                                                                             

                                                                                                         

今回の入荷はリキュールです。

←こちら『キナ・マルティニ 70年代流通品』

                                                                                  

かつて、マルティニ社よりリリースされていたキナリキュールです。

                                                                                                                

キナ、というのは、その樹皮から生成される『キニーネ』というものが知られているとは思うんですが、キニーネ自体は日本においては劇薬との指定を受けてます。

                                                                                                              

余談ですが、シュウップスのトニックウォーターは、海外のものはインディアントニックといってキニーネが含まれているようですが、国内のものはキニーネが禁止されているため、味が違うようです。

                                                                                                                     

で、このキナリキュールは、そんな危ない品であるわけがなく、当然国内で販売してもなんら問題のないリキュールです。

                                                                                                              

90年代半ばまでの正規輸入は確認できましたが、最近はめっきり見なくなりました。

                                                                                                                

ボリビア産のキナ、カリサヤなどの樹皮を使用しているとのことで、強い甘みと程々の苦味、独特のフレーバーを持ってます。

                                                                                                            

今のところ、カクテルへの使用は思いつかないので、ストレート或いはロックにてお勧めします。

オールドボトルということで、1杯¥1,200となります。

                                                                                                                    

リキュール好きの方のみならず、少しでも興味のある方々、ぜひともお試しくださいませm(__)m