前に、このブログで書いてるかもですが、
洋酒やカクテルを売る商売してるくせに、なんですが、
実は、僕は、ものすごく日本酒が好きなんです。
もちろん、ウイスキーも大好きなんだけど。
普段は、濃い目のウイスキーソーダが晩酌だし。
でも、ゆっくり飲める休みの日には、
やっぱ日本酒飲んじゃうんだなー。
こないだの日曜日も、
店は休みだったんだけど、
店の大掃除しに出てきたんです。
で、一段落したのが23時頃。
M子さんと、腹ペコだからどっか行こう!ってなって、
で、僕が「日本酒飲みたいっ!」
って言い出して、
結局、行ったお店では、酒盗やらシラスおろしやら、日本酒のお供ばっか。
そりゃもう飲んだ飲んだ、日本酒。
てな具合で、とにかく日本酒!なんだな。
しかも、夏でも冬でも、季節を問わず、燗付け。
お燗が大好きなんです。
日本人に生まれてよかった。ほんとに。
でもね、
散々ここまで書いてきてなんですが、
『日本酒』って言い方、あんまし好きじゃないんですよ。
『清酒』とか、『お酒』とかが好きです。
ここんとこ、だいぶ寒くなってきてるから、
ますます『お酒』が美味しく感じます。
皆さん、もっと『清酒』を飲みましょう!
・・・あ、二軒目はバーで洋酒やカクテルもね♪
Bar OZ.のスタンダードカクテル 1
前に、このブログで書いて以来、どんくらい振りだろ・・・?
スタンダードカクテルについて、
ようやく書いてみます。
第一弾は、定番中の定番!
『ジントニック』にします。
通常、ジントニックは、ジンをトニックウォーターで割って、
まあ、普通はライム、たまーにレモンなんぞを搾って落し入れ、
ってとこですよね。
それも美味しいんだけど・・・、
せっかく、自分で店やるんだから、
ちょっとは違うものにしてみようかと思いまして。
で、ウチのを紹介させていただきます。
ジンはゴードン47.3度。
トニックウォーターはシュウェップス。
あと、ウイルキンソンのソーダ。
リーマーシュミットのオレンジビター。
そして、ライムを使います。
薄手の10ozタンブラーに、ライムジュースを5mlほどとビターズを一振り、
場合により違うこともありますが、表面がツルンとした大っきめの氷を2個ほど入れます。
で、普段は常温、夏場の暑い時には冷蔵のジンを45mlほど注いで。
5、6回程度ステアしてから、
トニックウォーター、ソーダの順で注ぎます。
それを軽ーくステアして、スライスライムを入れます。
で、それからしつこいほどのライムピール。
まず、液体の表面に向かって搾って、
その後、グラスの外側にも搾り、
更に、グラスの口の部分にもこすり付けます。
そして、氷の上から、少量のライムジュースを浮かせたら完成!
ウンチク語るのは嫌いなんだけど、
説明だけしますね。
ゴードン使うのは、自分が一番ジンらしいジンだと思うから。
トニックウォーターも同じく、です。
ソーダを使うのは、トニックだけだとちょっと甘いなって思うので。
ビターズを使うのは、ソーダを足すと甘みは切れるけど、
若干苦味が乏しくて、味のインパクトが足りない気がするためです。
冷凍のジンを使わないのは、
冷凍を使うと、冷えはすごく感じるんだけど、
なんかネットリとした感じがするので、
やっぱり、1杯目とかに飲むことが多いジントニックだから、さっぱりした方がいいかな、と。
ジンの香りもたちますし。
ツルンとした氷を2個ってのは、
ガチガチの氷は、なんか炭酸が飛びやすいと思うんです。
まあ、ガチガチの氷しか用意できない場合もあるので、常にではないですが、なるべく、です。
大っきい氷使うのは、溶けにくさです。
氷は保冷のためなので、できるだけ、溶けて薄まって味が変わるのを避けたいですから。
とりあえず、こんな感じです。
でも、これが一番だなんて思ってはいません。
それぞれ、自分の好きなレシピがあるでしょうから、
みなさんのご要望があれば、その通りにお作りしますので、遠慮なく言ってください。
ウチのまかないはいつも「メガ」!
今日の静岡新聞の6面に、
「07 今年のヒット商品」
ってコラムが載ってて、
今日の記事のお題が、
「メガ食品」だったんです。
で、思ったんですが・・・、
ウチの店のまかないって、かなり「メガ」だわ。
ウチの店って、一応、まかない作って、
開店前に食べるんですね。
で、僕は、仕事終わってから、
家で飲みながらつまみは食べるんだけど、
ちゃんとしたご飯ってのはまかないだけなので、
ここは、きちっと食べたいわけです。
そうするとね、
もう、かなりお腹パンチクリンなほどの献立じゃなきゃ納得いかねえ!
ってな勢いでして。
ウチのまかないは、
通常は僕が決めて用意するんだけど、
それ食べさせられる、従業員M子さんはたまったもんじゃない。
僕は自分の量だからいいけど、
M子さんは、一応女子なので、やっぱ多いみたくて。
しかも、食べ残すと僕は、
「んじゃ、もう、お前んの作んねえ!」
とか言い出すから、M子さん必死(←マジで)
めちゃ食べてるから、
最近、食が増加気味らしい。
ご愁傷様・・・。
つーわけで、
M子さんを食事に誘おうと思ってる方、
覚悟しときましょうねぇ・・・。
タクシー値上げについて思うことあり・・・
つっても、たいした事じゃないんですけど。
静岡でも、タクシー料金が値上がりしまして。
で、昨日もお客さんとこの話をしてて、その場で出たことなんだけど、
タクシーの『お迎え料金』ってなんでしょねえ?
値上げはね、まあ、色々あるんだろうから仕方ないとして、
タクシー呼んだら120円!って何???
今に始まったことじゃないけど、
お宅のタクシー使うからって、わざわざ電話代使って呼んで、お仕事与えてるのに、
なんでお金払わなきゃなんないんでしょう?
上から目線っぽい言い方ですが、
普通はさ、
「わざわざご指名いただいて、ありがとうございます。」
「ついては、乗車料金から心ばかりですが、割引させていただきます。」
ってのが普通じゃないのかなあ・・・。
値上げして、呼んでもお金とって、って、そりゃどうかと思いますけどね。
で、本題はそこじゃないんですね。
それでもタクシー使う人はやっぱいる訳で、
じゃ、タクシーの究極のサービスってなんでしょう?
例えば、
話し上手な運転手さんとか、
飴とかガムとかくれる運転手さんとか、
ドア開けてくれたり、荷物トランクに入れてくれる運転手さんとか、
高級車の個人タクシーの方とか・・・。
僕的には全部違うんですよねえ。
僕にとってのタクシーの究極のサービスって、
目的地まで、最短、最速、最低料金で届けてくれるのが一番なんです。
お喋りしたりって、全然いらないんです。
だって、タクシー使う時って、
ほとんどが、バスに間に合わなくって急いでる時だから。
そうして考えると、
究極のサービスって、凄く難しい・・・。
僕らのバーにいらっしゃる方も、何を求めてるかってのは、当然、人それぞれでしょうけど、
せめて、いらしていただいた方にとって、間違ったサービスをしないように、努力は怠らないようにしたいと思う次第でございます。
(↑まあ、出来るだけ、ってことですが・・・)
超一流を肌で知る!の巻
先日、12/2の日曜日に、
僕も入ってる、NBAの静岡支部で、
東京から講師をお招きしてセミナーを行いました。
つっても、立場上、自分を含めた何名かで企画したんですけど。
ここ何年か、ウチの支部では、
有名な、当然実力もありありなバーテンダーを招いて、セミナーを行ってます。
で、今回の講師は、
銀座1丁目『STAR BAR GINZA』のオーナーバーテンダー、岸久さん。
バー好きの方ならご存知かも。
簡単に紹介すると、
僕らの協会のカクテルの世界大会で、
日本人初の、ロングドリンク部門優勝という、
そりゃもうものすごい実績をお持ちの
言ってみりゃ、スーパースターです。
で、その方に何を教えて頂いたかと言うと・・・、
岸さんが、日常、ご自分のお店でやってらっしゃるお仕事を、そのまま実技込みで教えていただいた訳です。
これって、凄いことなんですよ。
だって、自分が培ってきたものを、
包み隠さず、他人に教えてくれるんだから。
いやあ、ほんっとに、ものすごいいいセミナーでした。
若い、経験の少ないバーテンダーがどう感じたかはわかんないけど、
僕には鳥肌もんでしたね。
自分だって、少なからず、仕事に関しての理論的なものとかあるけど、
やっぱ、超一流は凄いよ!
理屈的には
「あ、やっぱそうだよな」
っていう、同感の部分も多かったけど、
そこに行き着くまでの試行錯誤の努力とか、
自分の理論の徹底的な検証とか。
やっぱ、激戦区で実績を上げてる方の努力って凄いです。
「ちょっとさぁ、つーか、かなりこのままじゃいかんよ、俺。」
と、凹みつつ反省したのでありました・・・。
なので、これから、今いっそう努力してゆく次第でございます
(↑気分次第で終わらなきゃいいけど・・・)