早くも8月。すでに梅雨も明け、こっからもっと夏らしく暑い日々が続くんでしょうねぇ・・・。
実は、今回の新入荷は、ちょっと前に入荷していたんですが、うっかり書くのを忘れていた次第でして・・・m(__)m
ただでさえ夏場は茶色いお酒の売れ行きが悪くなるのに今年の夏もウイスキーは売れるのか・・・?
などと、毎年夏になると懸念するのですが、
こんなに暑くなる前の発注だったので、うっかり仕入れてしまいました・・・。 2本も・・・。
下の写真、まずは向かって左側。
『カリラ29年 1982 54% / ウイスキーリンク チャリティボトル』
これは、福島県いわき市在住の“タケモト カツヒコ”さんという本業は薬剤師の方なんですが、ウイスキーライターというかウイスキーテイスターというか、一部ではかなり有名な方がおりまして、そのタケモト氏がBB&R日本支社を訪問した際に同社の方と意気投合し、オリジナルボトルをボトリングすることになった、という経緯でボトリングされたものらしいです。
いくつものサンプルの中から、このカリラとダルユーインが選ばれたようです。
そして、その2本は、チャリティボトルとして売り上げのすべてを今回の震災に義援金として寄付するということです。
まだ未開栓ですが、データによれば、「ライト&メロー。古き良きカリラのキャラクターを受け継いでいる。」とのことです。
長熟のアイラモルト。楽しみな1本です。 1杯¥2,000にてのご提供です。
続いて右側。
『マノックモア28年 1982 52.1& / ブラドノックフォーラム』です。
マノックモアって比較的マイナーな蒸留所ですが、グレンロッシー(こっちもマイナーか?)の第2蒸留所として作られ、「ヘイグ」や「ディンプル」の主要原酒として使われてきました。 「ロッホ・デュー」っていうブラックウイスキーがここの蒸留所のものですね。
ブラドノックフォーラムは、ブラドノック現オーナーの、レイモンド・アームストロング氏がブラドノックの愛好者を中心に立ち上げた組織で、オリジナルのボトリングをリリースしてます。
こちらはちょっとだけテイスティングしましたが、甘い、といってもいやな甘さではなく、自然な心地よい甘さで、個人的にはとても好きです。
ただ、加水はちょっとイマイチなような気が・・・。 こちらは1杯¥1,400にてのご提供です。
ウイスキーの売れ行きの鈍る夏ですが、是非お試しくださいませ。