僕の好きな作家の一人に、『景山民夫』という作家がいます。
といっても、景山さんはすでに亡くなってらっしゃるんですが。
この方をあんまりご存じじゃないって方もいらっしゃると思うので、ちょいとご説明をば。
景山民夫は、元々は放送作家でした。
『11PM』やら『クイズダービー』やら『タモリ倶楽部』などをを手掛けていて、40代以降の方にはお分りいただけると思いますが、『オレたちひょうきん族』ではひょうきんプロレスで“フルハム三浦”の名で出演もしてましたね。
後年は、作家としての仕事に重点を置き、直木賞も受賞してます。
まあ、晩年は宗教活動に重きを置いていたようで、そこはちょっと残念ではあるんですが・・・。
でも、僕はこの方の書くものが結構好きなんですね。
直木賞をとった『遠い海から来たクー』とか、『トラブルバスター』なんかはほんとに面白いです。
でも、個人的には、この人はエッセイの方が僕は好きなんです。
厳密に言えば、この画像の本はエッセイではないんですね。
ある週刊誌に連載していたコラムを一冊の本にしたものなので。
全面的におっしゃってる事に賛成ではないんですが、個人的には非常に納得できる文句のつけ方。
かなり参考にしてます。
宗教的とか、この方には賛否あるかもですが、興味が涌いたらば一度読んでみてくださいませ。