今回は、ちょい『かたい』お話。
ウチの従業員M子さんが今月末のカクテルコンペに出場する、
って、
ブログでも書いてるし、お店でもアナウンスしてるので、ご存知の方もわりといらっしゃるかと思います。
そこで、
タイトルのように『なぜコンクールに出るのか?』って話なんですが。
以前、カクテルコンペについて書いたことがありました。
コンクールに出品する作品については、そのブログをご覧になっていただければ、意見は変わらずですので。
で、コンクールに出場することの意味とか意義とかですが。
まずは、基本技術の習得だと思うんです。
普段の仕事でもそういう事をしている方もいらっしゃるんでしょうが、
コンクールの場合は、おおよそのマニュアルみたいなものがあります。
もちろんそれが100%正しいとはいいませんが、
色々なバーテンダーが言う様々な技術論の、最大公約数だろうと思います。
そのごく基本的な技術の習得の為に、
ある程度の期間、毎日毎日何回も練習するわけで、
こういった事って、何も無ければ、なかなか自分ではやらないものです。
「ふざけんなっ!オレは日々練習してるぞっ!」
っていうバーテンダーの方もいらっしゃるかもですが、
やっぱり、短い期間といえど、
集中して、量をこなす練習ってのも、
グンッって伸びてくには必要かな、って思います。
それと、もう一つ。
自分の引出しを増やす、ってのがあります。
コンクールの作品を創る為に、
いろんなリキュールやジュースの組み合わせを試したり、
ネーミングや創作意図の作成の為に、
本やらネットやらで、いろんなこと調べたり。
大半は、その作品には不要なものとなってしまっても、
いずれ、何かの場面で役立つんですね。
例えば、
違うコンクールの時に生かせたり、
普段の営業中に、お客さんからのメニュー外のリクエストに応えたり。
引出しは、多けりゃ多いほどいいわけで。
経験年数の少なさも、そういったことでカバーできたりもするんですね。
だから、
最初のうちは、結果なんかは、僕は求めないんです。
一発目でいい結果を出して、
それっきり、コンクールをやめちゃうよか、
できるだけ出ていって、技術やネタのストックを貯めてく方が、
結果、その人の為になるんじゃないか!って思います。
さて、
M子さんの本番まで、あと一週間となりました。
一発目のコンクールを経験した後の彼女がどう変わるのかが、ちょっと楽しみです。
結果はあくまで僕は問いませんが、
とりあえず、このブログでご報告いたしますので。
なぜコンクールに出るのか?っていうと
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どうもです。
王子には、1L以上の涙を期待しております。
まあ、そこまでの涙が出るような結果になるかは、
『神のみぞ知る!』ですけど・・・。
M子さんの晴れ舞台、楽しみにしております。
まさか(と言っては失礼ですが)のことがあった場合には
涙腺王子の職務として泣かせていただきます。
そのときにはぜひ涙腺大王もご一緒に!
当日は涙いっぱい用意していきます!
半径5m以内から人がいなくなりそうですが。。。