昨日はやたら早起きだった。
正午には集合の予定だったので、前日は2時には寝たんだけど・・・
ほとんど飲まずに寝たせいか、朝5時に目覚めたっきり眠れなくて・・・。
というのも、実は昨日は、久々のカクテルコンペの静岡支部予選がありまして。
ジュニアという、若手のカテゴリーのコンクールの予選で、
こんな僕でも、一応、立場上、審査員なんぞをやるんですが。
いやぁ、いつも思うけど、審査員って難しい。
そして、オリジナルカクテル創るのって、またまたこれが難しい。
カクテルコンクールってどんなもんか全然知らないって人が多いと思うので、ごくごく簡単に説明すると・・・
コンクールには大雑把に分けて、
バーテンダー協会なんかの団体が主催するものと、メーカーさんが主催するものがあります。
(ほんと、大雑把で、細かく言えば、もうちょい違う性質のものもあるんだけど)
で、中には違うのもあるんだけど、
大体は、そのコンクールの規定にのっとったレシピを創って、
本番では、実際の材料を使って、5杯分の自分のオリジナルを作り、
テクニカルも含めて、審査員が試飲して優劣をつける訳です。
でもね、この『オリジナル』ってのは、ほんとに難しい。
例えば、特定のお客さんだけに喜んでもらえるオリジナルカクテル。
これだって、すっごく難しいけど、
その人に満足してもらうまで、修正し続ければ、素晴らしい一品ができるかもしれない。
でも、コンクールに出すカクテルって、
不特定多数にうけそうな者を創る必要がある。
そして、審査員にも美味しいと思ってもらえるカクテル。
すっごい難しいんです。
一般的に、たぶん、ほんとにたぶんだけど、
普通は、アルコール度数が低めの、飲みやすいカクテルが、今はうけるんだと思います。
でも、コンクールは、全部が全部そうだとはいいませんが、
わりと、ベースがはっきりわかって、飲み応えのあるカクテルが評価されやすいように思えます。
だから僕らも、そういう評価をしてしまうんですが・・・。
コンクールって、主催者側のいろんな思惑(変な意味じゃないですよ)とかがあるので、
その辺を読み取って、喜ばれるものを作るのが僕らの仕事なんですよ、当然。
だって、お客さんが望んでるものを提供しなきゃいけないんだから。
なので、特に若いバーテンダーの方々!
積極的にコンクールにエントリーして、技術や感性を磨きましょう!
コンクールって、普段の営業に勝るとも劣らない、希少な成長の場なんだから。
(そういう僕は、すでにコンクールは引退宣言しましたが・・・)
カクテルコンペティション
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