僕ら業界には、「カクテル・コンクール」というものがありまして、こんな僕も10年ほど前までは出場していました。
「カクテル・コンクール」ってのは、バーテンダー協会主催のものやメーカーさん主催のものがあるんですが、大体どのコンクールもオリジナルカクテルを5杯分ステージで作ります。
5杯分となると、普通のサイズのシェーカーでは作れないので、結構大きめのシェーカーを使います。
これがやっかいで、シェーカーの重さと、入れる材料と入れる氷の重さの合計は、なんと1kgを超えます!
当然、慣れないと、しっかり振る事は出来ません。
で、僕がコンクールに出始めの頃に作った練習用のシェーカーがこれ。
名付けて『コンクールバーテンダー養成シェーカー や〇〇ー君』
(伏字なのは、とある理由がありまして・・・)
これは、コンクール用のシェーカーの中に、ナットやらなにやら、色々入れて、重さを1kgオーバーにしたものです。
本番よりも重めに作ってあるので、これをきれいに振れれば、実際のシェーカーもキチンと振れるという訳です。
僕はもう、コンクールには出なくなったんですが、M子さんが出始めの頃にこれを使って練習して、最近は支部に若い会員が入ってきたので、コンクールを目指す彼らもこれを使って練習してくれます。
作った本人としては、嬉しい限りです。
これを使って練習して入賞してくれたら、こんな嬉しい事はないですよねぇ。
皆様、静岡支部に乞うご期待!